登り堪えのある道を行く
さて、新道ルートから登るのはトレッキングの汗をかく楽しみとしては語るところが少ないので、旧道ルートを上りに選んだなら、森の入り口の専用のポストで入山届けを書き込んでから出発しましょう。2つ目の砂防ダムを過ぎると車が通れるような林道は終わり山道に入ります。旧道の名から想像できるように、頻繁に手入れはされておらず、草や笹の刈り払いの状況がよくありませんから、朝露で体力が消耗しないようにスパッツや雨具を着用するのも1つの手です。ユーフレ小屋までの2km程の道のりは、勇振川上流のユーフレ沢に沿った道や高巻きを基本とする道を歩きます。前日までの雨の状況によっては高巻きの頻度が増えることになります。白竜ノ滝を過ぎたなら標識のあるユーフレ小屋に向かう道とそうでない旧道の分岐があり、赤いテープのある右の獣道を進みます。右手の槙柏山や左手の夫婦岩の間の夫婦沢と呼ばれる険しい斜面の中での精神力と体力を奪う道を克服すれば、急峻な夫婦岩が見え距離感を掴んだところで、北尾根まではあとわずかです。